この記事では以下のことが分かります。
- NFTFiの概要
- NFTFiの特徴
- NFTFiを使うメリットデメリット
- NFTFiの始め方
- NFTFiの稼ぎ方
- NFTFiの将来性
NFTfiの概要
今回ご紹介するNFTFiの公式サイトはこちらです。
NFTGo公式サイト:https://production-nftfi.webflow.io/
NFTfiをひとことで言うと?
NFTfiは、NFTを担保にしてお金を借りたい人と、お金を貸したい人をマッチングするサービスです。
NFTfiを使うことで、現金や株式に比べて流動性の低いNFTでも、資産運用することができるようになりました。
具体的には、お金を借りる人と貸す人の間で、両者合意のもとに利息が適用されます。
このように、NFTが本来持つ資産性をいかすことができ、NFTfiを使うことによって金融取引ができる画期的なサービスがNFTfiです。
借りる人・貸す人のメリット
- 借りる人:利息を払う代わりに資金を調達できる
- 貸す人:利息を受け取ることができる
- NFTfiはNFTを貸し借りできるプラットフォーム
- 借り手はNFTを担保に資金を調達できる
- 貸し手は利息収入を得ることができる
- NFTfiでは仮想通貨であるwETHもしくはDAIが必要
NFTfiの特徴
最大の特徴は、NFTを売却することなく資金を得ることができる点です。
また、貸し手は CryptoPunks、Bored Apes、Art Blocks、Mutant Apes、VeeFriends、Autoglyphs、などブルーチップと言われる有名NFTに貸し出しすることで、高利回りで利息を得ることができます。
NFTfiのメリット
NFTで新しい収益源が手に入る(貸し手)
150を超えるNFTコレクションの中から貸し付けしたいNFTを選び、ローンの金額、期間、および金利を提案します。
債務不履行になってもNFTが格安で手に入る(貸し手)
万が一、貸し手が債務不履行になってしまった場合でも、貸し手が不利になることはありません。
市場価格と比較して大幅な割引で NFT を取得するチャンスがあります。
NFTを担保に資金を得ることができる(借り手)
これまで資金を得るためには、NFTを売却するしかありませんでした。
でもNFTfiを使えば、NFTを売却する必要なく、NFTを担保にすることで資金を得ることができます。
NFTfiのデメリット
仮想通貨ウオレットが必要
NFTfiを始めるためには、仮想通貨のお財布とも言える仮想通貨ウオレットが必要です。
スーパーで買い物するとき、銀行口座から一度お財布にお金を移動させるように、仮想通貨取引所から仮想通貨ウオレットにお金を移動させます。
この仮想通貨ウオレットには、NFTfiで使うNFTや仮想通貨を入れることができるのです。
NFTfiを始めるなら、メタマスクという仮想通貨ウオレットが必要なので手にいれましょう。
「MetaMaskってなに?登録方法と使い方を知りたい」 そんな悩みにおこたえします。 不安妻何に使うの? […]
メタマスクは非常に汎用性が高く、ほとんどどこでも使える仮想通貨ウオレットなので、持っていて損はありません。
借り手はNFTを失う可能性がある
借り手は自らのNFTを担保としてお金を借りることができます。
ただし、借りたお金を返すことができなければ、担保として預けたNFTは返ってきません。
借り手は早めに償還しても利息は変わらない
NFTfiの利息は、お金を借りた時点で確定しています。
つまり、前倒しで償還しても満期で召喚しても、利息は変わりません。
wETHもしくはDAIが必要
NFTfiでつかえるのは、Wrapped Ethereum (wETH) と Dai (DAI)と呼ばれる仮想通貨です。
どちらもあまり馴染みがないかも知れませんね。
イーサリアム(ETH)の方が有名ですが少し規格が古いため、新しいwETHに交換する必要があります。
交換する際には、暗号資産を交換できる取引所(Uniswap)を利用しましょう。
もう一つのDAIは、米ドルと同じ価値を持つように設計された仮想通貨です。
NFTfiの手数料
借り手の手数料
借り手は以下の4つの項目に対して、手数料がかかるので確認しましょう。
- NFTfi が NFT にアクセスすることを承認する。
- 初めてwETHまたはDAIを使用(返済)するためのNFTfiスマートコントラクトの承認(初回のみ)
- ローンの開始
- ローンの返済
貸し手の手数料
貸し手は以下2つの操作時に手数料がかかります。
- 初めてwETHまたはDAIを使用するためのNFTfiスマートコントラクトの承認(初回のみ)
- 借り手の債務不履行の場合、NFT を差し押さえるとき。
NFTfiの始め方
- Step1メタマスクのアカウントを作成するNFTfiを始めるには、仮想通貨のお財布であるメタマスクを手に入れましょう。メタマスクの登録方法はこちらに解説しています。関連記事
「MetaMaskってなに?登録方法と使い方を知りたい」 そんな悩みにおこたえします。 不安妻何に使うの? […]
- Step2NFTfiでアカウントを作成する以下の画面から”借りる”か”貸す”に進むとメタマスクの接続画面がひらきます。
- Step3メタマスクとNFTfiを連携させるパスワードを入力すれば接続完了です
NFTfiの稼ぎ方
ここではNFTfiで貸し出しする方法を解説していきます。
- Step1
- Step2
- Step3貸し出ししたいNFTを選択
- Step4条件がよければオファーを出す
- Step5メタマスクで署名する
貸し出しの条件の変更をオファーしたいときは、Step4で条件を設定してオファーしましょう。
NFTfiの将来性
NFTfiが成り立つのは、NFTに資産的価値がつくからです。
これまでNFTのこの特徴は知られていましたが、サービスとして活用するNFTfiは非常に注目されています。
NFTはもともと金融と親和性が高いと言われており、DeFiと呼ばれる分散型金融とも融合していけばさらに可能性がひろがるでしょう。
DeFiについてはこちらの記事にも解説しています。
NFTfiのよくある質問
NFTfiのまとめ
注目のサービス、NFTfiの魅力は伝わったでしょうか。
NFTを貸し借りするサービスはまだ普及していませんが、これから期待される分野です。
最後に、この記事をもう一度まとめます。
- NFTfiはNFTを貸し借りできるプラットフォーム
- 借り手はNFTを担保に資金を調達できる
- 貸し手は利息収入を得ることができる
- NFTfiでは仮想通貨であるwETHもしくはDAIが必要
NFTfiに興味のある方は、まずは取引に必要な仮想通貨を手に入れましょう。